SalesforceとAPI連携できる業務効率化ツール10選

より良い顧客体験の提供、また業務効率化を目指してCRM・SFAを導入する企業も増えてきました。中でもSalesfroceはクラウド型CRM・SFAツールの中で世界的にNo1のシェアを占めています。Salesforceの大きなメリットの一つは、それ単体だけでなく様々な外部ツールを連携することでさらなる業務効率化や生産性の向上を見込めるという点です。本記事ではSalesforceとAPI連携が可能なツールについて紹介していきます。

インサイドセールス支援ツール

Salesforceの浸透と共にThe Model型の分業体制のもと、インサイドセールス組織を立ちあげる組織が増えてきました。1日に50件近くの荷電をすることもあるインサイドセールスでは、ツールの導入で毎回のコールに付随するタスクを効率化することで、生産性の大幅な向上が見込めます。

Tenfold

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Tenfoldは電話での営業活動を行うインサイドセールスチームを支援してくれるツールです。Salesforce上のプロスペクト(見込み顧客)のアクティビティ記録や優先度からコールすべきプロスペクトをピックアップし、かつ、スケジュールも自動で抑えてくれます。これにより、インサイドセールス担当者は指定されたスケジュールの項目をクリックすることでそこから自動でコールをかけることができます。

オフィススイートツール

日常的に営業担当者は顧客とメールでのやりとりや、スケジュール調整でオフィススイートツールを使用しています。Salesforceと各種オフィススイートツールを連携させることで各ツール間を行き来する手間も省け本来の営業活動に集中できます。

G suite・Outlook

クラウド型オフィススイートツールであるG suite、Outlookは両ツールともSalesforceとAPI連携が可能です。Salesforceと連携することでメール、カレンダーを自動同期できるようになります。メールのやり取りが自動で記録され、スケジュールも自動で同期されるので生産性向上に繋がります。また、手入力作業が省略されるので人為的なミスも減らすことができます。

プロスペクト(見込み顧客)情報管理ツール

プロスペクト全員にランダム営業をかけていては非効率的です。プロスペクト情報から優先順位を策定し営業していくことが重要であります。

Clearbit

ClearbitはCRM上のプロスペクトに関する情報を自動で集めるツールです。Salesforce上にメールアドレスを追加すると会社名、氏名を元にTwitterなどのSNSの情報を収集し、自動でプロスペクトのデータに追加してくれます。プロスペクトの役職や決済権の有無など、より詳細な顧客情報を容易に把握することができるようになります。

営業支援ツール

実は営業担当者の多くが実際に顧客と接する時間と同じか、それ以上に資料作成や移動などに時間を取られています。業務支援ツールを導入し効率化することで、営業担当者はより顧客と接することができるようになります。

Prezi

Preziはビジネス用のプレゼンテーション作成、またそれのトラッキングツールです。豊富なテンプレートから簡単にビジネスに適したスライドを作成でき、また、どこまでスライドが読まれたか、視聴時間はどれくらいかという指標を測ることができます。PreziとSalesforceを連携することでトラッキングデータとプロスペクト情報を紐つけられます。これにより、プロスペクトがスライドを読み終えた瞬間にSalesforce上で通知を出し、一番プロスペクトがホットな時に荷電するということも可能になります。

UPWARD

フィールドセールスやルートセールスの移動を効率化するツールがUPWARDです。SalesforceとAPI連携させることにより、Salesforce上の取引先や商談データなどを地図と連携し、取引先の状況や担当者の予定を考慮した効率的な訪問計画の決定、外出中でのついで訪問を可能にするなど、顧客との接点を最大化し生産性を向上させます。

Zoom

世界レベルで最も人気のあるオンライン商談ツールの一つです。スケジュールの組み込み機能と招待機能で相手がZoomを導入していなくても利用できるという点が魅力的なツールです。Salesforceと連携することで、Salesforceを離れることなくオンライン会議をスケジュール、アクティビティの記録を自動で行えます。また、Zoom会議中にSalesforceと連携したDocusignなどの電子署名ツールを送信し、その場で署名してもらうという使い方も可能です。

電子署名ツール

営業活動には成約時の契約書だけでなく、ヒアリングの際のNDA(秘密保持契約)などを結ばなくてはいけない場合があります。ツール導入により、大きなコストとなっていた契約書のやりとりを容易に行えるようになります。

DocuSign

かつては紙と郵送で手間と時間がかかっていた契約書や申請書へ承認や署名捺印をオンライン上で可能にするツールがDocuSignです。DocusignはAPI連携で簡単にSalesforceと接続できます。SalesforceとDocusignの連携で、契約に関するワークフローを自動化できます。コスト削減だけでなくセキュリティとコンプライアンスも確保できます。

会計・決済管理ツール

営業活動と会計・決済管理は切っても切れない関係にあります。会計・決済管理ツールを導入することで、顧客獲得から決済までのフローを円滑に行うことができるようになります。

freee

営業活動と案件受注後の会計経理業務が分断されていると、営業部門と経理部門でのコミュニケーションコストが発生し、また債権管理の漏れから未入金が発生してしまうこともあります。freeeとSalesforceを連携することで、それまで経理部門が担当していた請求書発行や入金確認作業をSalesforce上で行うことができるようになります。また、入金状況の確認もSalesforce上で確認でき、普段顧客と接している営業担当者が売上回収管理をリアルタイムで行えるようになります。

Zuora

サブスクリプションビジネス特有の従量課金や、定期課金の請求管理や、解約防止のための顧客エンゲージメント管理を可能にするツールです。SalesforceとAPI連携することで、顧客の課金状態やエンゲージメントデータをSalesforce上で確認することができます。

マーケティングツール

Salesforce社からもMarketing CloudやPardotといったマーケティング・MAツールが提供されていますが、使いたい機能やコスト感によっては外部ツールを連携させた方が効果的な場合もあります。

MailChimp

世界でナンバー1のシェアを誇るメールマーケティングツールです。無料で始められるということもあり、導入ハードルが低いことから人気のツールです。無料で初めてみたい企業やMAツールはいらないがステップメールなどのメールマーケティングを行いたい企業向けです。MailChimpはAPI連携でSalesforce上のCRM・SFAと自動同期ができます。

Marketo

価格は高いものの、豊富な機能が備わっているMAツールがMarketoです。エンゲージメントプログラムという機能で複雑なナーチャリングのフローを簡単に作成することができます。本格的なリードナーチャリングのためにMAツールの導入を行いたい企業向けです。MarketoもAPI連携でSalesforce上のコンタクト情報と自動で同期できます。

まとめ

SalesforceとAPI連携できる業務効率化ツールの一部を紹介しました。テクノロジーの進歩によって様々な業務効率化ツールが登場している現代のビジネスシーンでは、各プロセスでの業務の効率化ができる一方で、各種ツールごとに顧客情報が分断されてしまう可能性があります。きちんとAPI連携を活用し、データを一元化することで顧客の購買プロセスを一気通貫したインサイトを見つけることができるようになります。

具体的に、どのように連携したツールを活用して、営業組織の生産性を高めれば良いのかについては、こちらの「BtoB 営業組織レベルチェックシート」で10の観点から説明し、自社の組織の今のレベルを診断できるようになっておりますので、ぜひご活用ください。

API連携の重要性については「BtoB SaaSにおけるAPI連携の重要性と3つの落とし穴」で詳しく解説しています。ぜひ併せてお読みください。

BtoB SaaSにおけるAPI連携の重要性と3つの落とし穴