【2019年最新版】BtoB向け顧客管理システム(CRM)の特徴や価格を徹底比較

CRM-比較

顧客情報は社内で一元管理されていますか?

もし営業担当者が個別に管理している場合、担当者の変更や退職によって、顧客情報にアクセスできなくなってしまったり、顧客を引き継いだ営業担当者やデータ分析担当者が大変な思いをしたりすることになってしまいます。

またそれだけでなく、うまく情報が引き継がれていないことで不快な体験をする顧客も少なくありません。このままでは解約されてしまい、収益が減ってしまうかもしれません。

そこでこの問題を解決できるのがCRMです。CRMを活用することによって、顧客情報を集約することができ、上記のようなリスクを減らすことができます。 

この記事では、国内外のBtoB向けCRMの機能や特徴・価格などを比較していますので、自社にあったツール選びの参考にしてください。

 CRMとは

CRMはカスタマーリレーションシップマネジメントの略で、顧客との関係を管理するシステムです。顧客や見込み客との関係を強め、築いた関係を維持するために不可欠なものと言えます。

特にCRMが導入されている理由には、以下の3つがあります。

  1. 収益性を高められる
  2. 生産性を高められる
  3. 顧客サービスの向上ができる

CRMを活用することで、これまで明確になっていなかった次に取るべきアクションなどがリアルタイムで把握できるようになり、興味のありそうなメールの配信や、営業からのアクションなど、顧客への素早い対応を取ることができるようになります。顧客との関係を密により深め、自社のビジネスを成功に導くために欠かせないツールと言えるでしょう。 

CRMを導入することによるメリット

CRM導入によって得られる、各ステークホルダーのメリットについても整理しておきましょう。

主なメリットとしては次のようなものが挙げられます。 

経営陣やマネージャー

  • 営業メンバーのスケジュールがすぐに把握できる
  • 営業メンバーの活動状況の確認、活動へのアドバイスなどもCRM上で完結
  • これまで時間が掛かっていた営業マンの育成がスムーズにできるようになる

営業担当者

  • 新人の営業担当者でもCRMの営業フローに沿って活動することで、質の高い営業活動が可能になる
  • 出先から活動報告を登録できるので、わざわざ帰社して日報を作成する必要がなくなる
  • 直近や今後のスケジュール管理も可能
  • マネージャーからのアドバイスなどもCRM上で確認できる
  • 次にやるべきことがすぐにわかり、営業活動のスピードがUPする

マーケティング担当者

  • 資料請求やセミナー申込などがあった際、営業担当がついている顧客には自動的に通知されるので、振り分け作業がなくなる
  • マーケティングオートメーションツール等と連携することで、メルマガのURLのクリックやWebページ上でのページ遷移などの情報が顧客毎に取得できるので、リードジェネレーションに役立てられる

 共通

  • ダッシュボード画面でリアルタイムに全社の状況(新規問合せ数・営業予実管理等)が可視化できる
  • 営業活動の共有とマネージャーからのアドバイスなどが全てCRM上で完結できるので、週1などで行っていたミーティングの必要がなくなる(グループミーティング・マネージャーミーティングとも) 

以上のように、CRMを適切に活用できれば、全社的に大きなメリットが得られます。

BtoB向けCRMの特徴や価格を徹底比較

HubSpot CRM

HubSpot−CRMHubSpot CRMは、完全に永年無料で使えるCRMです。見込み客から既存の顧客までの追跡や管理が効率的にでき、顧客との関係構築に必要な機能が全て揃っています。

営業に必要な周辺の作業が簡単に自動化でき、GmailやOutlookとの連携で、顧客とのコミュニケーション履歴の自動記録。最大で100万件までコンタクトが登録できて、ユーザー数やストレージ数は無制限。取引情報なども含めて接点が1か所でまとめて視覚的に確認できるので、営業の業務効率化に役立ちます。

また、簡単にAPI連携ができるツールが多いというのもHubSpot CRMの魅力です。 HubSpotとAPI連携ができるツールについては「HubSpotとAPI連携できる営業効率化ツール10選」で紹介しています。ぜひご一緒にご活用ください。

また、Webチャット、チームの共有アドレス、ボットなどのツールも無料で利用できるようになっているので、マーケティング、営業、カスタマーサービスの各チームのコミュニケーションを一元的管理し、確認、返信もできます。

価格:無料

 Zoho CRM

ZOHO-CRMゾーホージャパン株式会社が提供する CRM ツール です。ゾーホージャパンは、他にも様々なクラウドサービスを展開している企業です。特にこのツール自体が、中小企業・ベンチャー企業などでの活用を考えて開発されたものなので、中小企業・ベンチャー企業におすすめできます。

顧客管理に必要な機能は一通りおさえられており、さらに、SFA機能も含まれています。営業の業務効率化にもウエイトを置いている企業にとってもおすすめですね。

Zoho CRMは、まず価格が安いというのが特徴として挙げられます。月額で1,440円と低価格のゾーンに位置します。さらに、顧客のアクションやチーム内のパフォーマンスをリアルタイムで可視化できるので、次の行動をすぐに取れ、効果の測定や分析も瞬時に視覚的に行えます。定型のタスクを自動化するワークフロー機能など業務を効率化するという視点で見てもコスパが高い製品です。

価格:

  • スタンダード 月額1,440円/ユーザー
  • プロフェッショナル 月額2,400円/ユーザー

eセールスマネージャーRemix Cloud

e-セールスマネージャー-CRM

製品名の通り、セールスに特化した製品です。営業活動にウエイトを置いている企業におすすめです。営業現場での使いやすさに配慮して開発した CRM ツール です。特に、営業が外出先から利用することを想定し、スマートフォン・ タブレット での使いやすさを追求しています。テキストよりも選択式の入力で活動報告ができるようになっているので、大きな負担なく活用できます。

マネジメント面でもワンクリックですぐにできる設計。リアルタイムな予実管理や営業の活動状況の把握ができ、マネージャーから営業へのアドバイスも瞬時に行えます。 

また、導入前の コンサルティング や導入後の支援も充実しているため、導入社数4,500社以上で、定着率は96%を超えています。 

価格:基本料金 月額6000円~/ユーザー 

その他

  • ナレッジシェア 月額2000円~
  • スケジュールシェア 月額1000円~

Sales Cloud

SalesCloud-CRMSales Cloudは、Salesforceが運営するCRMです。15万社以上の導入実績があります。見込み客の育成から商談、取引先の管理までできるほか、売上予測まで行ってくれます。その他、モバイル用のアプリの利用が可能です。

直観的な操作感で、ドロップ&ドラッグなどで必要な機能だけをカスタマイズし、社内SNS機能で情報共有や意見交換もでき、見込み客の追跡まで行えます。

Sales Cloudは世界で10万社以上に選ばれており、国内外でトップシェアを誇るNo.1 CRM/SFAソリューションです。営業活動に必要なあらゆる機能を提供し、誰でも簡単に操作可能なレポーティング機能によって営業活動の見える化・改善を実現します。

価格:

  • Professional 月額 9000円
  • Enterprise 月額18000円
  • Unlimited 月額36000円

kintone

kintone-CRMkintoneは、プログラミングなしで様々な アプリ を作ることができるサービスです。業務改善や効率化にウエイトを置き、自社で今すぐ使えるシステムを作りたいという企業のニーズに答えています。

直感的な操作で顧客のデータ管理として必要なものだけをドラック&ドロップで作成し、利用をすることができます。

また、作成した各アプリの中ではコメントを付与することができるので、営業チーム内でのコミュニケーションや情報共有の効率化にウエイトを置く企業にもおすすめです。顧客管理はもちろんのこと、案件管理・クレーム管理・日報などビジネスに必要な アプリ を作れるテンプレートが多数揃っています。 

価格:

  • 30日間無料お試しあり
  • スタンダードコース 月額1500円/ユーザー(最低5ユーザー)

ちきゅう

ちきゅう-CRMちきゅうは、クラウド型 CRM /SFA。中小企業向けに開発されています。顧客管理の他、商談管理・データ分析など顧客との接点を強化できる機能が多数あります。

ちきゅうは最低限必要な機能に絞って提供されているので、導入しやすい価格設定です。

低価格ながら、中小企業に必要な顧客管理機能は全て網羅されているので、顧客情報の一元管理を実現し、営業の移動中にスマートフォンから接続もできます。

また、SlackやChatWorkとのAPI連携や、自社に合わせた項目のカスタマイズなどもできるようになっており、活用の幅を広げやすい製品と言えます。

価格:月額1,480円/ユーザー(最低10ユーザー)

まとめ

今回紹介したCRMはどれも特徴的なものばかりです。もし今回紹介した以外のツールを検討する際も、それぞれの特徴で自社の目的にあったものを選ぶようにするといいでしょう。

また、CRMの導入に際しては既存の顧客データの移行、CRMに合わせたセールスオペレーションの構築が必要となってきます。CRMを正しく活用するためには、運用に失敗する要因と解決策を知っておくといいでしょう。こちらの記事で、事例をもとにCRMの運用に成功するための秘訣を説明しています。この機会に是非ご覧下さい。

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